非破壊以外にも様々な製品、材料について、分析、測定を行います。
お客様の様々なニーズに対し、JISに規定がないような特殊なご要望にもオーダーメイドにてお応えします。
主な調査内容
【金属に関する項目】
・機械部品の破壊原因調査(燃赤外線吸収法、ICP発光分光分析、マイクロビッカーズ硬さ試験、金属組織観察)
・産業機械鋳物材料特定調査(金属組織観察、引張試験)
・海外製リン青銅製品の品質保証調査(スパーク放電発光分光分析、ブリネル硬さ試験)
・海底リングチェーン破断原因調査(燃焼・赤外吸収法、スパーク放電発光分光分析、破面観察、ミクロ観察他)
・チタン製工業製品の純度調査(X線蛍光分光分析法)
【非金属に関する項目】
・コンクリート圧縮強度試験(コア供試体による方法、テストハンマー法)
・コンクリート中性化試験(コア供試体による方法、ドリル法)
・硬化コンクリート中の塩化物イオン濃度測定(コア供試体による方法、ドリル法)
・コンクリート含水率試験
・タイル付着力試験
具体的な調査例
金属の破壊原因調査
【試験内容】
成分分析、硬さ試験、金属組織観察
【経緯】
某社にて商品の製造ライン部品が運転中に突如、破断。
再発防止のため、原因究明したいと弊社に相談が寄せられました。
【対応】
原因究明のため、材料についての調査と破断面の調査を行いました。成分を分析し、組成により使用鋼材を推定、硬さ試験により焼き入れの有無を判別しました。破断面の金属組織を観察することにより破壊のメカニズムを調査しました。結果として、破断の起点となった細微な亀裂が入っていたことが分かり、最終的には、調査結果の報告に加え、再発防止のため、超音波法を用いた非破壊による早期の亀裂発見調査をご提案させていただきました。